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子どもを伸ばす接し方

秋も日増しに深まってきましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか?
こんにちは。日本こども音楽教育協会 代表理事の滝澤香織でございます。


今年は台風が多く、私が住んでおります栃木県でも地域によっては、
甚大な被害が出ています。
被災なさった地域のみなさまの生活が、早く元通りの暮らしになりますことを、
心よりお祈り申し上げます。



本日のタイトルでもあります「子どもを伸ばす接し方」
これは、私自身の課題でもありました。


本当の意味で子どもを伸ばそうと思えば、本人の意思なくしては成長はありません。
まわりの大人がサポートすればするほど、それは子どもにとっては自主的ではないからです。


では、大人はどの程度サポートすればいいのでしょうか?


小さなうちはまだ何も知らない子どもたち。
すべては経験を通じて学んでいきます。


ですから、もう子どもたち自身でできることは、
子どもたち自身の力だけでさせることから始まります。


子どもたち自身が行動することに大人が手を貸してあげてしまうと、
周りに対するアンテナを鈍らせてしまうことになってしまいます。


できそうなことは、まずさせてみること。
出来た時も出来なかった時も、頑張ろうとした気持ちに対して褒め言葉を掛けてあげることで、
自発的な行動が出来るように育ってきます。


では行動以外のことはどうでしょうか?


何かを決定しなくてはいけない時も、
子どもたち自身に選択させてあげましょう。


はじめは、答えに時間を要するかもしれません。
しかしながら、教えすぎてしまうと、子どもたちは自ら考えなくなります。


これは一番怖いことです。


成長過程の中では、大なり小なり選択の連続です。
どうすることがベストなのか?
どうすることが適当なのか?


選択できる力、
判断できる力を育ててあげることは、人生を歩んでいく中でとても大切なことですね。


現代の子はとても素直だと言われています。


でも自分の意思を持っていればこそ、意見を闘わせる時もあるもの。
反抗期も長い目で見れば大切な成長の印なのかもしれません。


子どもたちが自立(自律)していく教育をすることは、
私自身の永遠のテーマでもあります。


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