コラム

日本ピアノ教育連盟主催 とちぎセッション2025 公開講座

暑さも少しずつ変化し、季節の変わり目を感じるようになりました。
今月アメリカ オハイオ州へお引越しなさった生徒さんの話では、もうオハイオは10月ごろの気候になってきたそうです。
日本も間もなく秋がやって来そうですね。


芸術の秋、日本ピアノ連盟主催のとちぎセッション2025 公開講座において、
東京藝術大学 名誉教授の多(おおの)美智子先生、東京音楽大学 名誉教授の村上隆先生の講座に
インタビュアーとして登壇させていただくことになりました。


日本の音楽教育をトップに立たれて牽引されてきた先生方に直接お話を伺えるのは、大変光栄な機会だと思っております。
多美智子先生の講座では、「幼児期~児童期に学ぶべきポイント」をテーマにお話を伺います。


多先生は、東京藝大の早期教育プロジェクト ジュニアアカデミーも立ち上げられましたが、
すべての楽器で10名しか入学できないジュニアアカデミーに合格なさるような方は、当然のことながら、
幼児期からの優れた教育があってこその成果です。
平均的にピアノのお稽古をスタートなさるのは4~5歳で、ジュニアアカデミーに入学なさる中学生は早くて12歳ですから、
ピアノを習い始めるスタートからの7年ほどで、どんなことをポイントに学べば、可能性が開花するのでしょうか?


導入期からのピアノ指導を担う立場として、とても興味のあるテーマでした。
と同時に指導者として絶対に知っていなくてはいけない内容だとも思いました。


どなたもがそうだと思いますが、教えてあげた上で、どこまでを求めるかはご本人次第です。
しかしながら、知らないものは、どんなに意思があっても到達しないのですから。


当日は、多数のピアニスト、著名な指導者を輩出されている多先生に、詳しく伺いたいと考えています。


また、バッハ研究の第一人者として名高い村上隆先生には、バロック期作品指導のポイントを伺います。

私は今夏村上先生のご著書 バッハ(インヴェンションとシンフォニア)創造的指導法を拝読しました。
聴くのと、演奏するのでは大きな違いのあるバッハ作品の誕生の秘密や装飾音の考え方等、
一曲一曲とても丁寧に書かれていて、どんどん読み進めていきました。


バッハご自身のお子さんやお弟子さんの勉強のために書かれたインヴェンションは、世界中で開催されているピアノのコンクールで、
小さな年齢のうちの必須課題となっています。
日本でもバッハの作品だけを取りあげるコンクールだけでなく、課題曲のコンクールでは必ずバロック期の作品が課題の1つとなっています。


お子さんの中でも、好き嫌いが分かれてしまうバロック作品ですが、それは導入期からの指導の楽しさだと考えてきました。
私自身、村上先生の講座を聴講したことがありますが、先生のお話はわかりやすく、またおもしろく、
オリジナルの資料に基づいて、バロック作品へのイメージが変わる時間でした。


指導者の方だけでなく、ぜひピアノを学んでらっしゃる小学生ご本人に聞いて頂きたい内容です。


また、当日はJPTAピアノオーディション E部門(年齢制限無し)で最優秀賞及び萩原和子賞を受賞された
柴田陽人さん(東京藝術大学2年)のゲスト演奏もございます。


ぜひたくさんのみなさまにご聴講頂けましたら幸甚に存じます。


日本ピアノ教育連盟主催 とちぎセッション2025 公開講座
日時:10月11日(土)13:30~
場所:宇都宮短期大学 アンサンブルホール(宇都宮市下荒針町)
お申込み:https://ws.formzu.net/sfgen/S107826650/




過去の記事

全て見る