コラム

どうして〇〇しないの?

今までで保護者の皆様にご相談を受けた1番多かった内容は、
ダントツ「〇〇しないんです」です。


一度気になってしまうと、どうしてもそのまま言葉にしたくなってしまいますよね。笑
そもそも望んでやっていることではない場合理解も出来ますが、
目標は高いはずなのに行動が伴わないのはどうしてなのだろう。。。と、
私も何度も思ってきました。


でも、前者も後者も理由は同じなのだと感じるようになりました。




私が感じます理由は、「何をしたら良いかわからない」ということ。


勉強でも楽器の練習でも、具体的に何をしたらいいかわからないため、
勉強だったらただ問題を解く、教科書を読む。。。だったり、
楽器の練習だったら、最初から最後までを弾くだけだったりするのだと思います。


「自分に何が必要かを考える」ということは、子どもたちにとっては大人が考えるより難しいことのようです。

そこでおすすめしたいのが、一週間ごとの課題をまとめて書き出させることです。
プランニングするために一番大切なのが、まず長期的な目標を意識させること。

どのような完成形を目指すのか?
いつまでにそうしていくのか?


まずはお子さんに一つ一つ言葉を投げ掛けてあげてみてください。
その上で、実際に必要な計画を立てていく過程は、
はじめは保護者の皆様がお手伝いをして差し上げてください。


長期的な目標を決めた後には、一週間ごとの目標、
そして一日の目標へという考え方を丁寧に教えてあげると、
反発心さえ生まれない限り、お子さんたちは自分自身で計画の立て方が
次第に出来るようになってきます。


「応援しているよ!」という気持ちがお子さんに伝わるように、
計画の立て方をチェックしながら、応援メッセージを書いてあげると、
子どもたちのやる気も倍増するようです。


何か形を成し得ていく時、計画を立てる力は最も大切なことです。
成長の過程の中で、ぜひ身に付けて欲しい力ですね。



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