コラム

子どもを伸ばす5つの大切なこと ①

インフルエンザも流行り始めているようですが、皆さまいかがお過ごしですか?
日本こども音楽教育協会 代表理事の滝澤香織でございます。


芸術の秋。
音楽の催しも全国でたくさん開催されていますが、
私どもが運営する教室も先日発表会がございまして、
子どもたちの教育についてまた改めて考える機会となりました。


日々成長していく子どもたちの可能性を伸ばしてあげるためには、
大人の関わり方=距離感が大切だと感じておりますが、
子どもを伸ばしてあげるために大切だと感じることをまとめたいと思います。



お子さんたちが、何か新しいことを始める時に、
そのスタート段階でまず大切なことは、お子さん自身の意欲=やる気を育ててあげることです。


「好きこそものの上手なれ」と申しますが、
やる気や意欲があることで、まず集中力のレベルが変わってきます。


集中力のスイッチが入り、「自分もこうなりたい」と思わせることが出来れば、
ほぼ90%以上が良い方向に向かっていきます。


小さなうちは、ご自身の意志で何かを始めたいと考えるお子さんよりも
保護者の皆様のお気持ちで始められる方が多いでしょうから、
お子さんの可能性を伸ばしてあげる第一段階として大切なことは、
やる気や意欲を育ててあげることです。


では、どうすればやる気や意欲は育つでしょうか?
子どものうちは特に褒めてあげることが一番です。


すごいね!
がんばったね!
など、褒め言葉を掛けてあげることで、お子さんはもっと頑張ろうという意欲が湧きます。



そしてもう一つは「憧れの気持ち」を持たせてあげることです。

すごいな!
ああいう風になりたいな!
という気持ちを持たせてあげることが出来れば、お子さんは自ら挑戦を始めます。


お子さんの年齢が小さいうちは、以上の環境を作ってあげることが大きな鍵となってきます。
「憧れの気持ち」を持たせてあげることは、お子さんでなくとも、
大人になっても大切な気持ちですね。


子どもたちの可能性は無限に広がっています。
子育ての最大のテーマは自立だと申しますが、
自ら考え行動できるお子さんに育てるための道標は、周りにいる大人の距離の取り方なのです。

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