コラム

平成最後の年の瀬に

2018年もあと数日となりました。穏やかな年の瀬をお過ごしでしょうか?
日本こども音楽教育協会 代表理事の滝澤香織でございます。

平成最後のクリスマス、私は翌日に控えた絶対音感指導士養成講座のため福岡で過ごしました。



博多駅前の広場は素敵なイルミネーションで彩られていました。


平成を振り返り、みなさまはどのようなことをお感じになりますか?


インターネットやスマートフォンが普及し、さまざまなことがスピーディーになりました。
まだスマートフォンが発売される前の携帯電話の時代に、企業勤務していた叔父に、
携帯で何が出来たら便利だと思う?と聞かれたことがあったのを懐かしく思い出します。

当時はまだテレビを観ることも不可能でしたが、瞬く間により簡単に簡潔に済ませることが出来るようになりましたね。



これから時代はもっとスピーディーに簡潔に済むようになっていくのでしょう。
考えられなかったこと、想像もできなかったことが可能になり、
いつしかそれが当たり前のこととして、なかった頃の今を忘れていってしまうことが当然となる。
それが時代というものなのかもしれません。


音楽は「スピーディー」とは対極にあります。
コツコツ一つずつ積み上げてこそ、初めて美しい形を生み出すものです。


しかしながら、音楽だけでなく、これからを支える「もの」を作っていく過程もまた同じ。
生み出すということは、時間のかかることなのです。


だからこそこれからを担う子どもたちには、幼少期から一歩一歩努力をし、
1つ1つを積み重ね、時間をかけて紡ぎだす喜びを経験して欲しい。

その心を感じさせてあげられるのは、音楽教育の醍醐味なのではないかと思っています。


平成の30年を経ても音楽教育に大きな変化がなかったように、
これからの30年も音楽教育における大きな変革はないと感じます。


時代が変わっても変わらないもの。
それが音楽教育の素晴らしさなのだと感じる平成最後の年の瀬です。


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