コラム

自己表現が得意な子に!

日増しに朝夕涼しくなり、秋が近づいているのを感じるようになりました。
こんにちは、滝澤 香織でございます。



芸術の秋、全国各地で素敵なコンサート等の催しが企画されています。
コロナ禍以降、コンサートの形式もさまざまな工夫がされ、より音楽が皆様の身近なものとしてお楽しみいただけるようにもなっています。


(写真は、私が今年2月に柴田陽人くんと2台ピアノ協奏曲を演奏した際のものです)

本題に入り、日本こども音楽教育協会の絶対音感プログラムでは、歌唱トレーニングを重要視しています。

これは、幼児の発達段階を考えた中で、楽しみながらお稽古できるということもですが、
羞恥心が芽生えてしまう小学生になる前に、「発すること」が楽しみと思えるように育んであげることで、
自己開放ができる=自己表現ができるようになっていることを実感してきたからです。


幼児のうちは、真似(模倣)が大好き!

「先生と同じ大きさの声で歌おうね」
「高い声の時は目はパッチリよ」
「先生より上手にできるかな」


と声を掛けながら指導すると、得意顔で全力で表現してくれます。
そして、幼児期のうちに「歌うことが好き」な子に育ててあげると、小学生、中学生になっても、ふとした拍子にもお歌を口ずさんでいる子になっていきます。


しかしながら、小学生になってレッスンを始めてくださった子に、同じように指導をしても、
羞恥心が目が芽生えてしまっているため、決して同じようにはいきません。


これが私どもが子どもの発達を理解し、伸びる時期に伸びる力を伸ばしてあげる適期を生かした適時教育(Timing of Education)を
大切にしてきました理由です。


子どもたちは思春期をむかえると、さまざまなことに思い悩むこともあります。
そういう時にも自己表現ができるように育っていると、一人で抱え込むようにはなりません。


絶対音感は、子どものうちにだからこそ身に付く「能力」です。
ですが、能力を育てることと同じくらい、心を育てることも大切に考えています。


絶対音感プログラムは、北海道から鹿児島までの認定校でご受講頂けます。
体験レッスンもお受けしておりますので、ぜひ弊会までご相談ください。


お問い合わせ:028-612-6088 一般社団法人 日本こども音楽教育協会


過去の記事

全て見る