コラム

継続は力!習慣性を育てよう

いつもお読みくださりありがとうございます。
美しい紅葉も終わりを告げ、冬に向かおうとしていますが、いかがお過ごしでしょうか?
日本こども音楽教育協会、おひさまメソッド代表の滝澤香織でございます。



今月は県内で一番規模が大きいコンクールの本選も終えました。
私が主宰しております教室では小学2年生~高校生の10名が本選に出場しました。



コロナ禍の影響で4年ぶりの開催となりましたから、高校生たちは中学生部門には1度も出られないまま高校生になりました。
よく保護者の方にもお話させていただいていますが、子どものうちには習慣を育てることがとても大切です。


人間の一日は習慣で45%が成り立っているそうです。
また社会学者のモリス・マッセイによると、人間の社会的価値観は21歳までに形成されると言われています。


子どものうちに良い時間の使い方を身に付けさせてあげると、さまざまなことが大きく変わることでしょう。


楽器のお稽古は、他の習い事とは違い、必ずご自宅での練習が必要な習い事です。
1週間練習した成果をレッスンで披露し、もっと上手になるためにはどうしたら良いか?
次の1週間での練習の方法を習いに来るのがレッスン
です。


だからこそ、コツコツと毎日努力することを身に付けさせてあげることができるものです。


ローマは一日して成らず・・・と言いますが、
長い曲に取り組もうと思えば、毎日少しずつに区切って練習していく必要があります。
はじめはもしかしたら不可能と感じるかもしれませんが、毎日着実に積み上げていけば必ず形になっていきます。


でもこの積み上げていくことが出来る方がどれだけいるのか・・・と申しますと、
はじめは決心して始めたことも、途中でフェイドアウトしてしまう方が実に多いものです。


ではどのようにしてこの「続けられる子」に育んでいくのか?


それは、姿勢を見せること だと思ってきました。
東大生にアンケートを取ると、小学生の頃に親御さん自身が勉強なさる姿をいつも見ていた・・という回答が多いのだそうです。
まさに社会的価値観が育つ最中に、ご家庭で学ぶ時間を上手に作られていたからこそ、当たり前のように勉強する習慣がついているのですね。


「続けること」そのものは、能力とは無関係なものです。
でも続けていると自ずとさまざまなことが見えてきます。そうしていつの間にか力になっていくと感じてきました。



幼少期から成人に至るまで、何か「続けられること」を見つけられてくださいね。



過去の記事

全て見る