コラム

リオオリンピックに学ぶ

この夏、リオオリンピックからは、皆さん多くの感動をもらったのではないかと思います。
私自身、可能な限りテレビで観戦し、本当にたくさんの感動と学びを頂きました。




どれだけの練習をしてきたのだろう。。。

という思いが、試合の間、常に熱い感動と共にあり、試合後のインタビューで、
選手の皆さん誰もが、人並み以上の練習をしてきたことを窺い知ることが出来ました。


その源はどこから来るのだろうと考えると、ご家族の「信じる気持ち」のインプットなのではないかと思います。
オリンピックでメダルを取られている選手の皆さんが、子供の時から「オリンピックでメダルを取りたい!!」と
口にしてらっしゃることの多さが物語っています。


「子供が言ってることだから」と思うのではなく、真剣にお子さん自身を信じ、その考えを尊重し、
過度な期待をかけるだけでなく、一緒に夢実現のための努力をご家族の方がなさっている方ばかり。
でもこれが、事を成しえる方皆さんに言えることなのです。




NLP心理学では、10歳までは「潜在的な価値観を育む時期」と言われています。
生きていくために大切な価値観を周りにいる大人から学ぶ時期だと言われていますが、
この時期に「将来への道すじ」への価値観が形成されているからこそ、
どんなに苦しい練習にも取り組み、自分自身の力を信じて歩み続ける強い精神力が備わっているのです。


大人に成長すると共に、価値観はご家族からだけではなく、いろんなことからとなりますが、
この時期の価値観の形成は、ご家族の皆さんから成される部分がとても大きいです。


小さなうちだからこそ、お子さんを一人の人格として尊重して接することが、
「大きな目標に向かって努力し続けられる力」を育む、最も重要なことだと再確認したオリンピックでした。





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