コラム

本番に強くする

弊会本部校でも発表会が終わったばかりですが、
たくさんの人を前にして演奏をするときに、緊張してしまっていつも通りに演奏することが出来ない。。。とご相談を受けることも多いです。


まるっきり緊張感がなくなってしまうのは、却って集中力を欠いてしまうかもしれませんから
良いことだとは思いませんが、緊張をよい緊張に変えるのは、多くの皆さんにとってテーマかもしれませんね。



たくさんの方の前で演奏することに緊張を感じないようにするためには、
第一にそういう機会を多く持つことが一番だと思います。


おさらい会だったり、ミニコンサートだったり、たくさんの方の前に立ち、自分を発揮できるための練習をすること。


それから、もう一点は、成功体験を積ませ、自信を育ててあげることです。
心の中に「大丈夫」という気持ちを持てることで、次第に緊張もよい緊張に変わっていきます。


ドキドキしたけれど、頑張ったらみんなに大きな拍手をもらえた。
たくさんの人が、「上手だったね。頑張ったね」と褒めてくれた。


こういう経験をたくさんすることで、緊張を乗り越えた時に待っている喜びを覚えていき、
たくさんの方の前で自分を出すことに抵抗がなくなっていきます。


緊張するのを見ているのはかわいそうだから。。。と思われる気持ちも十分にわかりますが、
緊張に慣れていくことも、また緊張の経験を重ねるからに他なりません。


人前で発表する場に積極的に出掛けることで、自分を発揮する力が身に付くと良いですね。

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