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うららかな春

日に日に陽が伸びるのを感じる嬉しい季節となりましたね。
こんにちは。日本こども音楽教育協会 代表理事の滝澤香織です。


春は出会いの季節。
音楽のお稽古を始めたいとお考えの方も多いことと思います。


今日は、お稽古を始める時期に大切なことをお話ししたいと思います。




お稽古を始められるにあたり、お子さんご自身が始めたいという気持ちを持っている方、
また親御様のお気持ちで始められる方の両方いらっしゃることかと思います。


まず第一に大切なことは、「音楽を好き」にしてあげることです。
好きという気持ちがあればこそ、「もっとこうなりたい!」という意欲が芽生えてきます。
好きこそものの上手なれという言葉は、まさにその通りですね。


意欲が育てば、そこから集中力、向上心、探求心さまざまな気持ちが芽生えます。
お子さんが楽しんで取り組める環境づくりをして差し上げてください。


「楽しい」という気持ちを育ててあげるためには、達成感を感じさせてあげることです。
お子さんが努力したしたことに対して、必ずその努力を褒めてあげてください。


大好きなご両親に頑張ったね!と褒めて頂けることで、お子さんはグングン音楽好きな子に育っていかれることと思います。


そしてもう1つ大切なことは、習い始めの時期から練習のリズム作りをお手伝いしてあげてください。
音楽のお稽古は、必ず練習が必要な習い事です。
だからこそ、毎日コツコツと努力することを教えてあげられる習い事でもあります。


「一緒にピアノの練習しよう」
「ピアノ聞かせてくれる?」など、
保護者のみなさんの主体的なお気持ちを伝えて頂くと、練習そのものが好きなお子さんへと育っていきます。


長年、音楽教育に携わってきて思いますが、音楽を学ぶ年月の中では、
お子さんの心に支えとなるさまざまな力が育っていきます。


継続は力なりと申しますが、音楽との出会いが、お子さん方の楽しみとなり、
一生涯の楽しみとしていつもお子さんのそばで光をあててくれることを願っております。



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