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理事長 滝澤香織

滝澤 香織

栃木県立宇都宮女子高等学校卒業、東邦音楽大学ピアノ専攻卒業、TOHOウィーンアカデミー修了。
大手音楽教室での指導を経験後、2013年Atelier de Soleil(アトリエ・ド・ソレイユ)を設立。立ち上げより3年足らずで、在籍180名のスクールに成長させる。
たくさんの幼児期の子どもたちの指導を通じて、独自に絶対音感プログラム、また「鍵盤学習を豊かなものにする」ことを指針に掲げた知育リトミック等のレッスンを立ち上げ、幼児期からの音楽教育に力を注ぐ。
2015年、一般社団法人 日本こども音楽教育協会を設立、代表理事に就任。

音楽に夢・希望を持てる世界を。

はじめまして。日本こども音楽教育協会の代表を務める滝澤と申します。 2013年に栃木県宇都宮市で音楽教室『アトリエ・ド・ソレイユ』を開校させ、多くの子ども達の音楽教育に関わってきました。
一地域での教室の運営にとどまらず、このたび法人を立ち上げ全国規模で音楽教育に力を入れたいと考えたのには理由があります。

現在、国内の音楽を取り巻く状況は芳しくありません。
技術革新により、音楽配信の手法も大きく変化しました。
また、少子化や価値観・ライフスタイルの多様化により、音楽を習う子どもの数も減少傾向にあります。
「ピアニストになりたい」という高い志だけでなく、「ピアノの先生になりたい」「音楽の先生になりたい」といった将来への夢・憧れを育むことさえ難しくなりつつあるのが現状です。

私は、そんな状況を変えたいと考えています。
音楽を習い、音楽に親しんだ子ども達が「ゆくゆくは音楽に携わりたい」と思った時に、もっと夢や希望を持てる世界にしていきたいのです。

独自の「絶対音感プログラム」

日本全国には、同じ思いをお持ちの方も数多くいらっしゃると思いますが、残念ながら、多くは地域の各教室で個々に活動を続けているに過ぎません。
思いはあっても、ノウハウや横のつながりが不足しているために「どうやって子どもの成長を後押ししていけばいいか分からない」と迷われている方もたくさんいると思います。

協会では現在、私どもの教室で展開していた独自の「絶対音感プログラム」を開放し、『絶対音感指導士の養成講座』などに取り組んでいます。
既に大阪、栃木、兵庫などで認定校が誕生していますが今後は、それに限らず、各々培ったノウハウを分かち合いながら、音楽の裾野を広げていくことができればと考えています。

音楽が子どもの可能性を広げる

音楽には、子どもの感受性を豊かにし、人生そのものを豊かにしてくれる力があります。
私自身、その人生の中で、何度も音楽に勇気づけられ、救われてきました。

子どもの可能性は無限大です。
音楽がその可能性を引き出す役割も大きいと思います。
そんな音楽の素晴らしさを、広く伝え残していくためにも、より多くの方にご賛同・ご協力頂けることを切に願っております。


滝澤流 音楽の力で子育てを変える

褒めて伸ばす

できる・できないなどの能力の良し悪しに関係なく、まず子ども達のあるがままを認めてあげること。
そして努力したことは、どんなに些細なことであっても、きちんと褒めることが大切です。それにより信頼関係も育まれ、いざ何かを教えようとした際にも聞く耳をもってもらいやすくなります。
また、子ども達が失敗・挫折などの困難にあっても「それでも自分は大丈夫だ・乗り越えられる」という自己肯定感を育むことにつながります。

プロセスを楽しむ

子どもの成長には目標が欠かせません。 ただし、それは目標を達成できなければダメということではありません。何を成し遂げたいのか、どんな風になりたいのか。
個々の目標を子ども達の口から引き出し、自覚させること、そして、目標を達成するために日々、努力を積み重ねるという「プロセス」そのものに価値があるからです。
たとえ結果につながらなかったとしても、それが子ども達のその後の人生において、大きな力になるはずです。

生きる力を育む

音楽教育といっても、音楽の技能を高めることが大切だとは考えません。ピアノが上手く弾ければそれでいいというものではありません。
重要なのは、音楽を生業にする・しないに関係なく、いざ社会に出た時に、周囲の人に混ざってきちんと社会生活を送ることができるようになること。
そのための、コミュニケーション能力や、目標に向かって努力することの尊さなど。
"人として豊かな心"を育むことを何よりも大切に考えています。

保護者も一緒に

保護者がどのような価値観をもち、日々、どのように子ども達に接しているかによって、指導者の立ち位置や振る舞いも変わってきます。
なかなか見えづらい部分ではありますが、授業の見学や面談などを通じて、できるだけ把握することが不可欠です。
子どもの成長を間近に感じてもらうためにも、家と教室を切り分けるのではなく、時には保護者の協力を得て、家でできることは家でやってもらうなどの取り組みを推奨しています。


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