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コラム

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知育リトミックを始めた思い

ご無沙汰しております。
これまでで最も短い梅雨が明け、本格的な暑さが続いていますね。
みなさまお変わりございませんか?


日本こども音楽教育協会では、ソルフェージュ検定の受験者も増え、指導者賞を受賞された先生方もいらっしゃいました。


おひさまメソッドでは、1月から「知育リトミック」の3歳コースインストラクター講座も始まり、
今月からは年少コースのインストラクター講座もスタートします。
大手音楽教室独立後、私がこれまでの経験から幼児期の教育の理想の形としてまとめてきました「知育リトミック」の
講座を多くの方にご紹介できる日がきましたことをとても嬉しく思っております。


日本こども音楽教育協会、おひさまメソッドともに、土台としている思いは、
伸びる時期に伸びる力を育てるTiming of Educationでした。





幼児期は、脳の発達の臨界期であり、感覚神経発達の臨界期でもあります。
脳は3歳までに80%、6歳までに90%が完成してしまうと言われます。
また視覚、聴覚、味覚etc.は10歳までに完成していきますが、幼児期の間に大部分が形成されます。
子どもたちの可能性は無限大!と思ってきましたが、発育を理解した教育はその助けとなっていきます。


また、私たちはモンテッソーリ教育における「敏感期」の考え方を大切に考えています。


大人へと成長していく中で、最も重要視していますのが、
「子どもたち自身の意欲」です。
自分自身でやりたいことを決定し、自分の力でできた!自信を育ててあげる・・・


子どもたちとの距離感はとても重要で、自分自身で意思決定できる子に育っていくか、
いつも大人の顔色を確認しないと判断が出来なくなってしまうか・・は、幼児期からの距離の取り方が影響しています。
この関係性を保ったまま成長していくことで、熱量高く物事に取り組む人間になっていくと感じてきました。


子育ての最大のテーマは「自立」と言われておりますが、
大人が子どもたちに授けてあげられる最高の贈り物が知育リトミックのレッスン内容に詰まっていると自負しております。


少子化の昨今、時代の潮流とは逆行しているのかもしれません。
しかしながら、子どもたちのためにベストだと考える教育環境を整えたい。
だからこそ、グループレッスンの知育リトミックは学齢ごとに1クラスずつ設定しています。


知育リトミックのレッスンでは、知育、運動、音楽、工作等、バランスよくさまざまなことに触れ、
お友だちや保護者の皆様と一緒に活動することを通じて、お互いに認める気持ちの経験の中、
自己肯定感、社会性も自然と育まれていきます。


子育てのお役に立てますよう、専門家のご講話をまとめた動画サロン等もご用意しています。


ぜひ全国のたくさんのお子さんの元に知育リトミックが届きますことを願っております。



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